体の困ったところ

40代も半ば、自分の体には、あちらこちらとガタが来ていて、悩ましい。健康診断に行けばあれこれとひっかかる。おまけに重度の知覚過敏。歯医者のクリーニングでさえ私には拷問。「これ、なんかいい治療とかないんでしょうか・・・?」と聞くと、自分で薬を塗って、マウスピースで染み込ませる方法があるらしい。しかもその薬は知覚過敏にはかなりの痛みを伴う、と。痛みを以って痛みを制するということか。それにチャレンジする勇気は今はない。

自分の中には、困った部分がいろいろとある。婦人科疾患が女性性を大切にしなかった結果だという人もいるが、そうであってもそうでなくても、私にはどっちでもかまわない。歯だって、出産前まで歯には問題はなかった。定期的に検診も行って、虫歯もほんの初期のうちに対処できていた。出産して、歯医者から足が遠のき、気づいたときにはいつのまにか知覚過敏にもなっていたし、同時に進行した虫歯が見つかった。

自分を大切にしなさいとはよく言われることだけれども、自分の体を大切にせず突っ走ってきた時代があっての今。自分を大切にするってことは、あの頃の自分を「なんであのときちゃんと病院にいかなかったのか。歯医者に通わなかったのか」と責めることでもなく、自分を大切にできなかった自分自身を苦笑いしつつも愛おしく思うことなのかもしれない。

 

 

 

 

 

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