45歳、誕生日。

先日、45歳の誕生日を迎えた。前日に夫がお取り寄せした生牡蠣、カニ、甘えびが宅急便で届いたが、冷凍庫に入らない。きっと私を喜ばせようと、そんなことは考えなかったのだろう。とりあえず・・・出せるものは出して(ため込んでいた保冷材は全部出して、少し前に届いた「手羽先餃子」を急遽食べることにした)、どうにかこうにか冷凍庫に収める。

家族の誕生日だからといって、家族全員予定もだんだん合わなくなってきた。娘は定期テスト対策で、午後から夜まで塾だというので、誕生日のごちそうはお昼に食べることにして、朝から生牡蠣を殻から外す作業。朝食代わりに夫と一つずつ生牡蠣を食べる。おいしい。その後夫は予約していた誕生日ケーキを取りに行き、私はカキフライの準備。タルタルソースを作り、カニとエビを急速解凍。ああ、誕生日だというのに、ずっと台所仕事をしている私。たまにはこういう時間もいい。

昼ごはんは、カニしゃぶ、カキフライ、甘えびのお刺身とグリルで焼いたもの。カニ飯。昼にこんなメニューを食べるのは人生初めてかもしれないなと思う。

そして、20時過ぎ、塾から帰ってきた娘が再び加わり、ケーキにろうそく5本。こういうときに率先して、ろうそく立てて、「ハッピバースデー トゥーユー」と歌ってくれる夫と娘。ありがとう。

誕生日だからといって、ロマンティックなプレゼントはなかったけれど、穏やかで、あったかい気持ちで過ごせた誕生日でした。なんだろう。これは、フルコースの料理ではなく、いつものごはんと味噌汁のほうが好き、みたいな感じか??でも、以前、心理療法家の矢野惣一先生が言っていた。幸せは、濃い味ではなくて繊細な「だし」のようなものだと。

女性へのプレゼントの定番、ジュエリー。
実は、昨年の誕生日に夫から買ってもらったエメラルドのついたブレスレットを、2か月後に落としてまった。その前は旅行先の鳥羽で買ってもらったパールのイヤリングを翌月、片方だけ落としたこともあり、今年はアクセサリーがほしい、なんて言う気分にはならなかったのです、なんとなく。

ブレスレット無くした報告はしばらくできませんでした。結局最近話したけれど…。なんで早く言わないの?と言われたけど、悲しませたくなかったのだよ、

西原理恵子さんが言っているように、ジュエリーは自分のお金で買うのが一番いいのかも、なんてことを思いました。贈り物だと、無くした時に罪悪感が残る。ここまで書いてみて、ああ私は罪悪感を感じるのが嫌なんだなと気づくのです。

そこで、今年の5月は自分へあることをプレゼントしようと思い立ちました。物ではないプレゼントもいいですね。また報告します。

 

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