心拍数が教えてくれること

スマートウォッチを買ってから1年くらい。私のはApple Watch SE で、迷った末、安価版で十分だなと思い、これにしました。一番の目的は、登山に行ったときに地図をスマホではなくスマートウォッチで見たかったという理由でした。これはこれで達成したのですが、そう頻繁に山も行かれなかったので、使用頻度としては低め。一番たくさん使っている機能は、ダントツでタイマーです。

我が家は炊飯器がなく、専用の土鍋で炊いているのですが、私は在宅で仕事をしているので、常に台所で監視もできず、土鍋に火をつけると、Apple Watchのタイマーを10分にセット。だいたい10分後に火を消す必要があるので、重宝しています。タイマーを使わないと、うっかり仕事に気を取られて、ごはんを焦がしてしまったり、以前は本当に失敗が多かったです。

あとはコーチングセッションの時間15分前にタイマーをセットして、家事をやめて心を落ち着けておいたり、セッション練習などで時間管理にはもちろん使っています。あとは絶対に朝起きなければいけないときはApple Watch のアラームを使っています。手首で震えるので、私の場合はそのほうが起きやすい感じがします。

ところで先日のこと。Apple Watch が計測していた心拍数のデータから、安静時心拍数がいつもより高いです!というメッセージが届きました。心拍数が上がった週というのは、私はとてもやりたくないことをやることになった時期でした。その週は憤りや悲しさ、いろいろな感情が交錯していました。人って、やりたくないことをやっていると、安静時心拍数が上がるのだということを知りました。

「やりたくないことなら、やらなければいい」それが私の基本的な考え方なのですが、そのときはそうはいかず、断腸の思いでの決断でした。心拍数は、やりたくないことをやっているよ!なんてことも教えてくれるんだなあ。今は、安静時心拍数がいつもどおりに戻った、とまたApple Watchが教えてくれています。自分が望んでいないことを無理やりやっていないか?それは自分の心だけでなく、体もちゃんと知っているんですね。

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