大切なことは、地味で雑用のようなこと

地味なことは大切である

雑用は大切である

これは、最近感じていることです。

いつのまにか、ほぼ完全リモートでのお仕事になってしまいました。これまで出勤が当然だった頃と何が違うのか?

すぐ思い浮かぶのは、仕事する場所には、洗わなければいけない食器や掃除機をかけなければいけない場所、干して畳まなければいけない洗濯物が、すぐそばにあること。

当然ですが、別の場所で仕事をしていればそういったものが目の前から見えません。でも在宅勤務だとそういうものが目に入る。そうすると仕事以外のことが全て排除すべき雑用のように思えてきてしまうのです。でも、干し終わっていない洗濯物や洗い終わっていない食器類のことを思いながら仕事を優先してパソコンに向かっていると、なんだか心が乾いていくような感じになるのです。そうすると、仕事をするための大前提とは、結局のところ地味な家事ができていることだったりもする。

大切なことはむしろ雑用だったり地味なことなのかもしれません。家事を筆頭に、例えばわざわざ歩いて銀行に行くことや、歯医者の予約の電話をすること、ドラッグストアに買い物に行くこと。歩くことで気分がすっきりすることもあるし、予約の電話をすることで、なんだか自分を大切にしている感覚がしてくる。

やっぱり、これまで私が雑用だと思っていたことは、大切なことなんだ。そんなことを感じました。今日の大切な用事は…と思うと、私の人生は大切なことばかりなんだなぁ、満たされた感覚になります。

目標の1日一万歩が全然達成できそうになく、せめて5000歩は!と思って、昨日はわざわざ夜のお散歩に行きました。Kindleで耳読したり、音楽を聴いたりして歩くこと。そんなことが、私にとって、豊かな時間でもあったりします。

 

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