それでも祈ること

ここ最近、身近な若い人を見送ったり、家族がずっと体調不良で、私ワンオペで・・・なんて話が耳に入ってくる。日本はどうなっていくんだろうか、なんてことも考える。
「それでも人生はすばらしい」「それでも世界は美しい」などと言うことが能天気なことのように思えて、そんなネガティブなことを言ってはいけないだろう、という声も自分の中にあるのだけれども、時折世の中に対する絶望を感じることがある。
絶望したからと言って、ハイ人生終わりね!ということにはならないし、してはいけない。

そんなとき、みんなどうしているんだろう?
私は、音楽に逃げる。これは私がミスチルの中でたぶん1番に好きな曲で、
聴くだけでは飽き足らず、ピアノ用楽譜をネットで購入し、サビのところだけでも弾けるようにちょっと練習。
今は、弾きたいと思ったときにすぐに楽譜が購入できる。それって本当にありがたい。

自分の力の到底及ばないことに対して、いったいどうしたらいいんだ?
結局、祈ることしかないんだろうな。

好きな曲の振動に身をゆだねたあとは、ああ、無力な自分でも、できることをやっていくしかないんだと思える。

夜、クライアントとのコーチングセッションを控え、
私がクライアントの中の多くを聴くことができますように、クライアントが力強く歩めるようにと祈ってZoomを開く。

クライアントから生きる力をもらっているのは私のほうかもしれない。

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