目に見えないものを見て、きこえないものを聴く

ホロスコープ

先日、「ホロスコープ」を見てもらいました。占星術、と言っていいのかな?正確な定義はわからないけれど・・・生年月日と生まれた時間と場所をお伝えして、私の人生の目的、を見てもらいました。人は本当に生まれてくるときに、目的を持っているのか、そんなことはわからないけれど、あるとしたら心強いじゃない?

見てもらって、びっくりしたのが、いろんなことが星の位置から読み取れること。1番苦しかった年代(私は29歳のころ)、自分の仕事の業種のこと、 生まれてきた意味、人生の目的。それが、今の私の状況や目指すものに合致していて、ああ、私はこれでいいんだなあ、と納得した。 また、私が興味を持って進んだ分野も、星から読める内容がその通り。それはキーワードでいうと、健康・医学・薬学・精神・感情・共感になるのかな。私の力の及ばない、大きなものに導かれていたのか?と。
そして、なによりもこのホロスコープ図、これが生まれた日、生まれた時間の星の位置です・・・と言われただけで、なんだか胸が高鳴るような、そんな気持ちになった。自然と、私を産んだ、若かりし日の母を想像したりして。

耳の問題

さて、今私の耳の手術跡(10代で、先天性耳瘻孔の手術を受けている)が炎症を起こし、今見た目だけだと最悪な状態。これは、髪の毛でちょっと隠さないと見た人をびっくりさせちゃうレベル。夫に写真撮ってもらって、自分で見るけど、見るのにちょっと勇気がいる。一言で言えば「赤紫でぐちゃぐちゃ」な感じ。4種類の抗生剤を使ったけれど、効かないか、副作用で続けられなくなったり、で、未だに合う薬が見つからない。内服のステロイドは、数日のんだところで、ひどい倦怠感が出てきて日常生活に支障がでてしまい中止、最後に飲んだ抗生剤は、蕁麻疹が出てしまった。私は薬剤師でもあるので、いろんな薬を飲むことはある意味自分の知的好奇心を満たすものでもあるのだけれども・・・
薬の力でなんとかしてきれいにしないと、手術ができないし、困った。目下のところ、今はこの耳が悩みの種。

父と私の共通すること

ホロスコープでは、私の父親の性格まで星が示すとおりで、今まさに直面している私の耳の炎症が、亡き父からのメッセージかもしれないね、という言葉に、私はハッとさせられた。私はコーチングを仕事のひとつとしていて、それはまさに「聴く」仕事。一方で私の父はピアノの調律師だったので、それは音を聴き取る仕事そのもの。その共通点に気づいて、この耳の問題が、本当に父からのメッセージだとしたら・・・と、ある意味喜びにも変わった。最近は夢にも出てきてくれない父を傍に感じた。聴くための耳をもっと大切にしろ!そして、あらゆるもの聴け!ということなのかなと思えた。

目に見えるとか、見えないとかはあまり関係ない

私は根っからの理系女子。「だからこそ」私は目に見えないものの存在は信じている。むしろ、目に見えるものだけを信じるのは、科学的ではないと思っている。科学的もしくは論理的で目に見えないものなんか、いくらでもあるもの。コップの水の分子なんて、目に見えないけれども確かにある。スマホでメールとか写真は一瞬で送信できる時代になったけれど、電磁波も目に見えないけれど確かにある。極端な例、UFOなんかも、これだけ広い宇宙にこれだけたくさんの星があるのならば、生物はいてもおかしくないと私は思っている。昆虫や鳥、魚が、人間には察知できない色や音を判別するのと同様、私は目に見える見えないで判断はしたくない。見えていないけれども、実は色はもっとたくさん存在しているだろうし、音も同様だと思う。どれだけ私は音にならないものを聴きとれるだろうか。きっと大丈夫。私は調律師の娘だ。人の中にある想いの根っこの振動が発する音を、私は感じることができるはずだ。