悪いことはどうしてワクワクするんだろうか

久しぶりにネイルサロンにいき、「シェラックネイル」というものを初体験してみました。ジェルネイルに比べて、所要時間も半分、料金も約半分、自爪は削らないと聞いて、飛びついたわけですが・・・よくよく話をきいてみると、持ちは2週間ほどとのこと。ということは約1か月持つジェルネイルと結局はコスパ的には同じなんだなあと妙に納得しました。で、私はどうするのか?

今年は8月と10月に全身麻酔の手術があったので、当然、ネイルは禁止。自爪そのままでももちろんいいけれど、私は爪が弱くて、すぐにどこかの爪が割れているような状態。先日はその亀裂にものを引っ掛けてしまい、爪の上のほうを剝がしてしまうという痛い思いをしました。

さあそろそろネイルサロンに行こうと決めたはいいけれど、実は私は11月にピアノを習い始めました。ピアノ教室で「ネイル禁止」みたいな規則はあまり聞いたことがないけれど、暗黙のルールというか、どうもピアノの世界でネイルはご法度というイメージがあります。実際、ネイルをしたピアニストさんは私は一人も見たことがないです。でも、私はネイルをしたいという欲望が勝ってしまい、ピアノの先生に何か言われるのではないかとドキドキしながら久しぶりにつやつや光っている自分の爪を見ています。本当は紺色とか、赤色を選びたかったけれど、レッスン日が近く、小心者の私はベージュラメに(バレるに決まっているのに)。これは爪の補強のため!それに私は爪は伸ばさないし!と言い訳まで考えながら。

結果・・・先生は特に私の爪を見ても何も言いませんした。そういえば数年前、娘のレッスンのときに、先生もかわいいネイルシールをしていたことが1回だけあったっけ。そのときは事前に私に連絡してきてくださって。

結局ジェルネイルもシェラックネイルもコスパ的には同じか・・・でも、1時間もじっと椅子に座っているのが苦痛な私は、やっぱり短時間で仕上がったほうがいいので、これからもシェラックネイルにする予定です。そして、ピアノが弾きにくくなるので、爪は伸ばさず、短いままにします。それにしても、ネイルした手と鍵盤。なんだかちょっと悪いことをしているかのようなこのドキドキ感に、私は少し興奮しています。