くやしいときの処方箋

私はコーチの他、企業で働く一般会社員でもあるのですが、先日本当にくやしいことがありまして、久々に涙が出ました。

ちょうど在宅勤務で家には私ひとり。誰かに泣き顔見られなくて本当によかったです。

そう言えば私は泣き虫だったなぁ、なんてことを思い出しました。ただ今回は悲しいというよりは、怒り。
怒りは二次感情であり、その奥には悲しみがあるとは言われますが、でもそのときはとにかく腹が立ちました。

仲の良い職場の人に話を聴いてもらい、一緒に怒りを共感してもらって少し気持ちは落ち着きましたが、
でもまだまだ怒りは収まらず、娘も塾で帰宅が遅い日で夕飯は私ひとりだったので、
ひとりのための夕飯を作る気にもなれず
駅前の蕎麦屋に行ってカツ丼食べてきました。

カツ丼食べててふと思ったんです。
悔しくて泣くことがあっても、カツ丼食べてる私はきっとこれからも大丈夫だろう、って。

カツ丼と蕎麦を完食して帰宅し、次はコーチとしてのお仕事。
私と同じ、ワーママさんとのコーチングセッションでした。

私がこれまで会社という場所で味わったいろいろな感情が本当に今、コーチとしての私を創っています。
今日感じたこの悔しさも、未来の自分を作るものになるし、コーチングのクライアントさんへの共感につながっていく。

落ち込んだときの自分の立て直しかたはいろいろあると思います。
お酒とかスイーツとか、あとはお買い物だったり美容関係、運動も、音楽、映画鑑賞もあると思います。

いろんな選択肢をもっておくといいなと思います。

さて、私はカツ丼の翌日は、美容院を予約していた日だったのでちょうどよかったです。

髪を切って少し気持ちもサッパリしてきました。
ついでに、前から気になっていた、予約不要のネイルサロンにも行ってきました。
本当は、真っ赤なワンカラーのネイルをしたい気分だったのですが、
会社員ゆえの事情により、ほかの色に。

くやしいときの処方箋。
私の場合は、食べる、美容院、ネイル、でした。
オプションにビールを加えたかったけれど、コーチングのお仕事や車の運転もときどきするので
それは控えて。

がんばって働くあなたも、きっとなんども仕事のことでくやしい思いをしてきたのではないでしょうか。
くやしいのは、あなたがそれだけ真剣にその仕事に向き合っているからだと私は思います。
どうか、あなたの仕事人生が穏やかで、かつエキサイティングで、心豊かなものでありますように。