必要なものは全てあるとしたら

世の中には、必要なものは全て揃っているらしい。

逆に言うと、必要のないものはないようです。

例えば感情。必要のない感情はない、と思っています。マイナスとされる、妬みや悲しみ、怒りといった感情も、本当に世の中に必要ないとしたら、長い歴史を経た現時点でそんな感情は存在していないでしょう。

私が薬学部の学生だった頃聞いた話ですが、過去、病気の薬は、自然界に必ず神様が用意してくれているはずだ、という前提だったと知りました。

例えば痛み止めで有名なアスピリン、これはヤナギの木の樹皮から抽出されました。他にも植物から抽出された成分が医薬品になっているものはたくさんあります。植物だけでなく、海産物由来のものも、いろいろ。

神様が本当に、用意してくれたのかは置いといて、でも、「必要なものは全て揃っている」これって本当にすてきな話だなぁと思うんです。

妬みや悲しみなんて、なるべく感じたくないですよね。でも、ちゃんと世の中に存在している。それは、悲しみを感じたからこそ与えることのできる愛であったり、妬みは、本当は自分は何を望んでいるのかを知る手がかりになっていたり、結構役立つものだと思うんです。

いろんな感情を味わうことが、豊かな人生になるんだと私は思います。量子力学的に考えると、いろんな感情は周波数を持っていて、それらを全て重ね合わすと、「愛」になるようです。

妬みも悲しみも、怒りも、恨みも、全部重ね合わせると愛になる。わかる気がします。いろんな感情の波を行ったり来たり、そんな自分を愛おしく包み込むイメージで生きられるといいなと思います。

ここ最近、個別に量子力学の講座も提供しています。ご興味ある方はご連絡くださいね。