出会う人が自分のようで
ここ最近、クライアントとセッションでお話するたびに、息を飲むような感覚がすることがあります。それは、私が内側で考えていることとほとんど同じようなことを話してくれたとき。えっ・・・目の前にいるこのクライアントさんは、私?と。
衝撃をうけたのは次の2つです。
「ありがとう」くらい言ってほしい。
やさしくしたいのにやさしくできない。
これ、どちらも私も抱えている本音です。いくらコーチでも、解決策は持っていませんし、そもそもコーチは解決策を与える存在ではありません。解決策あるなら私が知りたいくらいです(笑)。
でも、内側にあるものは、表現したほうがいいと思うのです。本人に言うかどうかは別として、第3者でもいいから、本音をまず伝えることで確実にラクになると思います。
ひとつめ。私は、本人に直接言ったことあります、「ありがとう」くらい言って!って。
ふたつめ。これはさすがに本人に言ったことはないですが、言わないでいると本当に悶々としてきます。
それは、発酵というよりも、腐敗していくのではという恐れもあります。
ひとつ思うのは、やさしくできないときに無理やり義務的にやさしく接するのって、自分を大事にしてないことだとも思うのです。
そういうときは、ハードルを下げて、「普通の会話」「事務連絡」ができればよしとする。きっと疲れているであろう自分をねぎらう。相手に感謝できることをひとつでもいいから探してみる。
「生きててくれてありがとう」でもいいし、「おみやげのお菓子くれてありがとう」「挨拶してくれてありがとう」でもいいです。
とりあえず理由は何であれ「ありがとう」と思っていれば、なんとか乗り切れるのでは?と最近感じています。
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